キャッシュフロー計算書の読み方

READING GUIDE

キャッシュフロー計算書は、会社のお金が「どこから入って、どこへ出ていったか」を示す決算書です。3つの区分と、プラス・マイナスの組み合わせを押さえれば、誰でも読めるようになります。

営業CF本業で稼いだお金。プラスが基本で、会社の「稼ぐ力」を表します。
投資CF設備や有価証券などに使ったお金。成長企業ほどマイナスになります。
財務CF借入・返済・配当など、資金の調達と返済のお金です。

読む順番はシンプルです。まず全体像をつかみ、次に3つの区分を一つずつ確認し、最後にフリーキャッシュフローとパターンで会社の状態を判断します。

STEP 1キャッシュフロー計算書の基本を知る

損益計算書の利益と、実際に手元に残るお金は一致しません。その「ずれ」を見るのがキャッシュフロー計算書です。

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STEP 23つの区分を読む

営業・投資・財務の順に、それぞれがプラスかマイナスか、金額はどの程度かを確認します。

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STEP 3フリーキャッシュフローで実力を見る

営業CFと投資CFを足したものがフリーキャッシュフローです。会社が自由に使えるお金で、借入の返済や配当の原資になります。

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STEP 48つのパターンで会社の状態を判断する

3つの区分のプラス(+)・マイナス(-)の組み合わせから、会社の状態をおおまかに判断できます。

タイプ 営業 投資 財務 こんな状態
健全型 + - - 本業の稼ぎで投資と返済をまかなえている
積極投資型 + - + 稼ぎに加えて借入もして、積極的に投資している
事業整理型 + + - 資産を売って借入の返済を進めている
資金集め型 + + + すべてプラス。大きな投資や買収の準備かも
先行投資型 - - + 本業は赤字だが、借入で投資を続けている
要注意型 - + + 本業の赤字を、資産売却と借入で補っている
危険型 - + - 資産を売って本業の赤字と返済に充てている
取り崩し型 - - - 手元の現金を取り崩している

1期だけでなく、数期分を並べてパターンの変化を見るのがポイントです。

STEP 5間接法と直接法の違いを知る

営業CFの表し方には間接法と直接法の2つがあります。日本の上場企業の多くは間接法を使っています。

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CASH資金繰りを読む

CHECK読むときに確認したい3つのポイント

  • 本業の営業活動で、事業に必要なお金をどの程度稼いでいるか
  • お金が足りないとき、いつ・どのように調達しているか(借入・増資など)
  • 余ったお金を何に使い、その成果は出ているか(投資・返済・配当)