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キャッシュフロー計算書の作成方法としての直説法と間接法


キャッシュフロー計算書の二つの作成方法

このページでの解説はあくまで参考となりますが、キャッシュフロー計算書の直説法と間接法とは、一般的にはキャッシュフロー計算書の営業活動によるキャッシュフローの計算表示方法の違いを指します。

それとは別にキャッシュフロー計算書の作成方法にも直説法(原則法とも呼ばれます)と間接法(簡便法とも呼ばれます)という二つの方法があります。



作成方法としての直説法

作成方法としての直接法(原則法)とは、会計上の仕訳そのものに資金区分を付加し、その積み重ねを集計することでキャッシュフロー計算書を作成する方法をいいます。

最近の市販の会計ソフトにはこの機能があるものが多いです。



作成方法としての間接法

それに対して作成方法としての間接法(簡便法)とは、発生主義に基づき作成された会計上の試算表の期首の金額と期末の金額の増減からキャッシュフロー計算書を作成する方法をいいます。



会計ソフトの活用によるキャッシュフロー計算書の作成

通常、会計実務でキャッシュフロー計算書の作成をする場合には、会計ソフトから試算表を出力して、その税引前当期純利益に減価償却費を加算して、次に売上債権の増加を減算して、、、というようにExcelを使って間接法によりキャッシュフロー計算書の作成を行うのが通常でした。

しかし最近の会計ソフトはどんどん進化しており、勘定科目の資金取引の属性を設定しておくことで、会計ソフト上で自動的に作成方法としての直説法によりキャッシュフロー計算書の作成が出来るようになってきています。

その表示を間接法とするのか直接法とするのかは単なる好みの問題になりつつあります。






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