キャッシュフロー計算書の作成と雛形

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キャッシュフロー計算書とは

キャッシュフロー計算書(Cash Flow Statement)とは、企業の一会計期間におけるキャッシュフローの状況利害関係者に報告するために作成される財務諸表をいいます。

ちなみにキャッシュフローの状況とは、一会計期間にどれだけのキャッシュが流入し、どれだけのキャッシュが流出したのかをいいます。


上場会社等はキャッシュフロー計算書の作成義務あり

キャッシュフロー計算書は、金融商品取引法の適用を受ける上場会社等においてその作成・開示が義務付けられています。


中小企業はキャッシュフロー計算書の作成義務なし

それに対して中小企業はキャッシュフロー計算書を作成する義務がありません


中小企業でもキャッシュフロー計算書を作ると有効?

ちなみに中小企業の場合にはキャッシュフロー計算書を作成しなくても経営者の頭の中にはだいたいこんなもんだろうというキャッシュフローの状況がイメージとして必ずあるものです。したがって中小企業においてはキャッシュフローの状況を明らかにするためにキャッシュフロー計算書を作る意味はあまりないと思われます。そもそも作成義務もないです。

しかしながら中小企業においてもキャッシュフロー計算書を作成することが有効な場合があります。それはキャッシュと利益の乖離を説明する場合です。



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