受取手形割引高のキャッシュフロー調整|オフバランス取引と営業・財務CFの区分

2025年1月18日

手形割引とは、商品などを販売して取得してその対価として取得した受取手形を手形期日前に現金化するために銀行に持ち込み、当日から手形の決済日までの日数に応じた一種の利息である手形割引料を支払うことで早期に現金化することをいいます。したがって資金の流入が発生するためキャッシュフロー計算書においてキャッシュの増加として記載されます。

手形割引のキャッシュロー計算書における調整

手形割引は、経済的な実質は手形を担保とした銀行借入による資金調達と同質であると考えられますが、キャッシュフロー計算書においては資金調達として財務活動によるキャッシュフローの区分に記載するのではなく、あくまで営業活動により獲得した資金の流入であるとして営業活動によるキャッシュフローの区分に記載します。

手形割引料のキャッシュロー計算書における調整

受取手形を銀行で割引くと、決済日までの利息を差し引いた残金を窓口で受け取ることとなりますが、その差し引かれる手形割引料と受取手形の額面金額とをキャッシュフロー計算書に両建てで総額で記載するのか、それとも割引料を差し引いた正味の資金の受取額をキャッシュフロー計算書に記載するのかどちらの方法にすればよいのかという問題が発生します。

これについては、継続適用を前提として、割引料控除後の手取額で表示する方法と総額で表示し割引料を別建てで支払利息として取り扱って表示する方法とを選択することが可能となっています。

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