キャッシュフロー計算書では、営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、そして財務活動によるキャッシュフローを合計することで現金及び現金同等物の当期増減額を算出し、この増減額を期首の現金及び現金等々物の残高に加算することで現金及び現金等々物の期末残高を表示する形式となっています(赤い枠の部分)
したがって、作成したキャッシュフロー計算書が実際に期末残高と一致しているかどうか照合し、一致していればキャッシュフロー計算書の作成の完了となります。
もしも一致しない場合には、その差額を計算し、その原因を突き止めて正しく修正を行ないます。ちなみに、よく間違いやすい項目としては、資産の増加を資金の減少とすべきところを増加としていた、固定資産の取得関係で加算減算が正しく行なわれていなかった等になります。
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