資金不足が見込まれる場合の資金繰り
作成した資金繰り表から一時的に資金が不足すると予測される場合には、その原因を調査し、その原因に応じ次のような対策を取ります。
設備投資の計画がある場合 |
設備投資資金の融資を銀行に申し込む |
売上増により運転資本が不足場合 |
運転資本の融資を銀行に申し込む |
過剰在庫がある場合 |
過剰在庫の早期解消を目指すと同時に運転資本の融資を銀行に申し込む |
滞留債権がある場合 |
滞留債権の早期回収を目指すと同時に運転資本の融資を銀行に申し込む |
なお銀行融資は申し込みから決定までにある程度の日数を要します。したがって対策に緊急を要する場合には、社内の関連部署と連携の上、支払先に対し支払時期を翌月以降にずらす、得意先に対し入金時期をなんとか前倒しにしてもらう等の依頼を行ないます。
またこういったケース場合にはたった1日といえども資金がショートしないよう慎重に日繰りで資金繰り表を作成します。
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