棚卸資産棚卸資産とは販売することにより利益を獲得することを目的として保有している資産をいいます。販売目的資産です。 キャッシュフロー計算書作成にあたり調整が必要な理由棚卸資産は販売されることにより会社に利益をもたらしますが、仕入れてから販売されるまでのあいだ、貸借対照表に資産として計上されている期間はその購入に充てた資金が在庫として滞留していることを意味します。 棚卸資産が増加した場合の調整棚卸資産はそれが販売されることにより企業に販売収益をもたらし、結果として資金の流入となりますが、それが販売されない限りはその購入のために要した資金が滞留していることを意味します。 棚卸資産が減少した場合の調整また逆に、前期から繰り越されてきた棚卸資産が当期に販売された場合には在庫商品の資金化を意味するためキャッシュフロー計算書においてキャッシュの+として調整します。 棚卸資産のキャッシュフローの調整額の計算フォーム間接法によりキャッシュフロー計算書を作成する場合の調整額の計算フォームは次のとおりです。金額は上記の解説の具体例の数字が入っていますが自由に変更することが可能です。
|
(C) 2008 キャッシュフロー計算書の作成と雛形 All rights reserved. 姉妹サイト:会計学を学ぼう!|FS READING|連結決算|税効果会計|決算書テンプレート |